2026年に入って、「金利が上がる」というニュースを目にする機会がぐっと増えました。日銀の利上げを受けて、住宅ローンを検討中の方から「変動と固定、どちらがいいのでしょう」というご相談が続いています。今日は、金利が動き出した今の時期に知っておきたい、住宅ローンの考え方を整理します。
2026年、金利は「ある世界」へ
日銀は2024年にマイナス金利政策を終えて以降、段階的に政策金利を引き上げてきました。2026年に入ると、その動きはさらに進み、政策金利は1%程度の局面へと近づいています。これに伴い、変動金利の指標となる短期の金利だけでなく、固定金利の目安となる長期金利(10年国債の利回り)も上昇しました。結果として、変動・固定のどちらも上昇傾向にあります。
長く続いた「超低金利」の時代から、金利が動く時代へ。住宅ローンを考えるうえでも、これまでとは少し前提が変わってきています。
変動と固定、どう選ぶ——「金利」より「返せる額」から
変動金利と固定金利には、それぞれに向き・不向きがあります。下の表で特徴を整理してみましょう。
| 変動金利 | 固定金利 | |
|---|---|---|
| 当初の金利 | 低めになりやすい | やや高めになりやすい |
| 将来の返済額 | 金利が上がると増える可能性 | 借入時に固定され、読みやすい |
| 向いている方 | 金利変動に対応できる余力がある方 | 返済額を一定にして計画を立てたい方 |
大切なのは、「どちらが得か」を金利だけで決めるのではなく、毎月いくらなら無理なく返せるかから逆算することです。返せる額が見えれば、変動・固定のどちらが自分の暮らしに合うかも判断しやすくなります。
🏠 不動産豆知識
変動金利には、急な返済額の増加をやわらげる「5年ルール」(5年間は毎月の返済額が変わらない)や「125%ルール」(見直し後も返済額は前回の1.25倍まで)を設ける金融機関が多くあります。ただし、上限を超えた分の利息が後ろに繰り越される場合もあるため、仕組みを契約前に確認しておくと安心です。
金利のニュースに振り回されすぎず、「自分が無理なく返せる額」を基準に置くこと。北区・左京区・上京区での物件選びも、予算と毎月の返済のバランスから考えると、ぶれない計画が立てやすくなります。
※金利や住宅ローン商品の詳細は変動します。具体的な条件は金融機関へご確認ください。
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平間 木乃香(garDEN不動産)
平間木乃香 
