不動産の売買契約の日って、なんとなく緊張しませんか。書類の束を前にして「これ全部読むの?」ってなる気持ち、すごくわかります。でも大丈夫です。今日は契約前に知っておくと「あ、これか」ってなれる3つのポイントをお伝えします。
① 重要事項説明——「読み聞かせ」には理由がある
契約の前に、宅地建物取引士(宅建士)さんから「重要事項説明書」を読み上げてもらう時間があります。法律で決まっていることなので必ず行われるのですが、これ、実はとても大事な時間です。
物件の権利関係、建てられる建物の種類、ガスや水道の種別……など、あとで「え、そうだったの」となりやすいことが全部ここに入っています。
わからない言葉が出てきても、絶対に流さないでください。「これってどういう意味ですか?」って聞いていい場です。というか、そのための時間です。担当者は全然嫌じゃないので、遠慮なく。
②「手付金」——「やっぱりやめた」に値段がつく
契約時に支払う手付金は、物件価格の5〜10%が目安です。これ、ただの頭金じゃなくて「解約手付」という機能も持っています。
- 買主都合でキャンセル → 手付金は戻ってこない
- 売主都合でキャンセル → 手付金の2倍が返ってくる
ドラマみたいですが、本当にこういう仕組みです。気持ちが変わる可能性があるなら、「もし解約したら?」を契約前に確認しておくのが安心です。
③ ローン特約——「審査が通らなかったら?」への備え
住宅ローンを使う場合、多くの契約書に「ローン特約」が入っています。審査が通らなかったときに手付金を全額返してもらって、契約をなかったことにできる特約です。
ただ、ここに少し落とし穴があります。
「希望より少ない金額なら貸せます」という「減額承認」の場合、特約が使えないことがあるんです。「通った」と思ったらゴールじゃない、ということですね。期限や条件も契約書によって違うので、「よくわからないけどまあいいか」はちょっと待って。担当者に一度確認してみてください。
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平間 木乃香(garDEN不動産)
平間木乃香 
