はじめまして!
この4月に不動産部に入社いたしました細川と申します。
どうぞよろしくお願いいたします。
私はgarDENの事務所があります、紫野で育ちました。
現在、garDENが事務所を構えている場所には元々、コンビニがあり、子どもの頃にはよくお菓子を買いに訪れていました。
そんな場所が、今では職場になっていることには何とも不思議な縁を感じます。
京都で生まれ育った経験も活かしながら、これから精一杯、励んで参りたいと思います!
さて、突然ですが皆さまは京都という土地のどこに魅力を感じられますか?
四季折々の美しい風景、町の至るところにみられる伝統、あるいは都会の暮らしやすさなどなど…
挙げていけばきりのないほどに色々な魅力のある京都ですが、私の思う魅力の一つは文学の世界が身の回りにあることだと思います!
5年前、私が受けたセンター試験で出題された古文の舞台は、雲林院という場所でした。
雲林院という名前を聞いてピンとこられた方もいるかもしれません。
雲林院は現在も京都市の北区にあり、その周辺は”雲林院町”の名で呼ばれています。
そして、この雲林院町こそ、まさにgarDENの事務所がある場所なのです!
(下の画像が雲林院です。現在の姿は、どうやら最盛期よりはかなり小さくなっているようです。)
一つのミスも許されないと気を張りながら問題を解き進めていた中、
小学校の登下校の道中に、その姿を毎日目にしていた雲林院の文字を発見したときには、
こんなことがあるのかと驚きのあまり、すっかり緊張を忘れていました。
これはかなり特殊なエピソードだとは思いますが、
古文の教科書の中に親しみのある地名を発見することは、
京都に住む人なら誰しも経験があることなのではないでしょうか?
こうした古典作品に限らず、古今東西の様々な文学の舞台となってきたことは、京都の大きな特色の一つだと思います。
そして、文学を読んですぐにその舞台を訪れ、その世界観を五感で感じられるということは、京都という土地の大いなる魅力の一つなのではないでしょうか。
実は私は中学生の頃、かなりの本の虫だったのですが、
当時は外国の翻訳小説や、世界旅行のエッセイなどを特に好んで読んでいました。
こうした本を通じ、行ったことのない土地の空想に浸るのもとても楽しいものですが、
これからは、自分の生まれ育った京都を全身で感じるような読書の楽しみ方もしていきたいと、
新社会人となった今、決意を新たにしております!
そして、今後はそんな京都暮らしの楽しみ方を、このブログを通して皆さまにお伝えできればと考えています。
これからどうぞよろしくお願いいたします。